2017年7月、マダニにかまれてダニ媒介性脳炎が発症し、命を落とすという事例がありました。

ダニ媒介性脳炎への感染は国内では3例目、場所はいずれも北海道だそうです。
また命を落とした事例は2016年8月に次いで2例目です。

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マダニなんてまだいるの??

なんて思っている人もいるかもしれませんが、
マダニはイヌやネコなどのペットを飼っている人なら夏場を中心に毎年対策をしている人も多い
一般的な害虫です。

今回はダニ媒介性脳炎について、ペットとのかかわりや、症状、予防方法などを見ていきます。

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ダニ媒介性脳炎の2つの型:中央ヨーロッパダニ媒介脳炎とロシア春夏脳炎

ダニ媒介性脳炎は読んで字のごとく、ダニによってウィルスが媒介されて脳炎に感染するというものです。

ダニ媒介性脳炎には中央ヨーロッパダニ媒介脳炎ロシア春夏脳炎の二つの方が存在します。

ヨーロッパの方ではけっこう一般的で、毎年ワクチンを打っているという人も多いようです。

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もっともヨーロッパの場合は感染したとしても中央ヨーロッパダニ媒介脳炎の場合がほとんどで、
致死率も1%~5%程度とそれほど高くないですし、症状も比較的早く出るので
イメージとしてはインフルエンザと同じくらいの感覚のようです。

しかし、これがロシア春夏脳炎になると状況は全く違います。

ウィルスの潜伏期間は1~2週間(中央ヨーロッパダニ媒介脳炎もほぼ同じ)なんですが、
ロシア春夏脳炎の場合は潜伏期間にほとんど症状が出ないで、潜伏期間が終わったころに頭痛・発熱・悪心・嘔吐などの症状が出ます。

さらに最後には精神錯乱・こん睡・けいれん・まひといった症状になることもあるそうです。

そしてロシア春夏脳炎の致死率は30%とかなり高め。
一命をとりとめても、後遺症が残ることが多いです。

今の段階では日本で発症した3名の方のダニ媒介性脳炎が中央ヨーロッパ型かロシア春夏型かは公表されていないようですが、
全ての発症地域が北海道ということを考えると、ロシア春夏型とみるのが妥当でしょう。

ダニ媒介性脳炎が発症したのは北海道のどこ?原因は?対策は??犬にも発症する?

まず今回ダニ媒介性脳炎が発症した場所ですが、
現段階では北海道ということしかわかっていません。

これはプライバシーの問題もあるでしょうから、あまり深く追及できないところではあります。

ただし、2016年に日本で最初のダニ媒介脳炎による死者が出たときには、
北海道大学の研究チームが札幌市内の野生動物の血液検査を実施したという報告がありますので、
それほど山奥ではなく、思った以上に人間の生活圏に脅威が近づいているのかもしれません。

2016年の調査では、札幌市内の84の野生動物の1割以上がウイルスに感染していたそうです。

ダニ媒介脳炎に関していえば、フラビウイルスというウイルスが原因になるのですが、
フラビウイルスを持ったマダニにかまれるか、フラビウイルスを持ったヤギや羊の未殺菌の乳を飲んだ場合に感染するのがほとんどで、
感染した人から直接うつることはないんだそうです。

犬や猫もダニ媒介性脳炎になる??

ノミやダニというと犬や猫などのペットについている印象もありますが、
フラビウイルスに関していえば、
もしもフラビウイルスをもったマダニが犬や猫をかんだで、感染したとしてもそこから
ダニ媒介脳炎を発症することはないみたいですね。

ただし。
犬や猫がダニを運んできて、そのダニに人間がかまれることは十分考えられますし、
ダニが媒介する他の感染症が発症することもありますから、ペットのダニ対策は万全にしておいた方がいいでしょう。



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かれとぴ編集後記

基本的にダニ媒介脳炎のウイルスを持ったマダニは”沢に沿った斜面や森林の笹原、牧草地などに生息”していて、
家の中や人に管理されているような場所にはいないそうです。

対策としては、マダニにかまれないようにするのが重要なので、
肌の露出を避けるが一番効果的だといいます。

また、ダニ除けスプレーをまいたり、
ダニがいそうな場所に行った後には、
お風呂に入るときにダニにかまれていないかをチェックして、
もしもかまれたような跡があったら、医療機関で診断を受けましょう。

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